経営者の経営課題を解決!「パワハラ・セクハラ問題に対処する方法とは?」

経営者の経営課題を解決!「パワハラ・セクハラ問題に対処する方法とは?」

新谷哲の経営相談「経営者の経営課題を解決!」

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。(2018年9月配信)

 

相談内容:「パワハラ・セクハラ問題を解決する方法をお教え下さい」

ご相談者:B様

業種:飲食業(カフェ)

新谷さんこんにちは。いつも楽しく拝聴しています。最近、大学運動部やスポーツ協会でのパワハラ・セクハラ問題が取り沙汰されていますね。

しかし、何かと「セクハラ・パワハラ発言」が注目される昨今、メディアのみならず社会全体が、行為でなく発言だけで「パワハラ・セクハラだ」とすぐ犯罪として取り扱っているところが、過剰反応な気がしてならないのです。こういった過剰報道に影響されているのか、一部のスタッフがパワハラ・セクハラを利用して権利ばかり主張してくるようになりました。

業務でのミスの指摘や、ちょっとしたプライベートの話、残業の打診1つとっても、すぐにパワハラだ、セクハラだ、と言って自分がお客様であるかのように権利ばかりかかげてきます。

仕事や人間関係を円滑に進めるには妥協や義務も必要です。しかし最近は、パワハラ・セクハラの境界線がわからず、指導方法に困惑しております。このようなパワハラ・セクハラが関わる人材・問題に対して、新谷さんであればどのような方法で指導をされているでしょうか?パワハラ・セクハラ問題を解決する方法をお伺いしたいです!よろしくお願いいたします。

 

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

パワハラ・セクハラの問題は大変大きく、厳しい問題です。

しかし、パワハラやセクハラを説明するより前に、B様はスタッフの皆様方とはどんな関係を築かれているでしょうか?

弊社では、パワハラ・セクハラと言う社員はほぼ皆無ですし、辞める社員も昔より減っております。それは経営理念・就業規則・人事評価制度をしっかりと定め、経営理念の浸透を徹底したからです。その結果、パワハラ・セクハラを盾に権利を主張する社員が皆無というような状態になっています。

B様とスタッフの皆様方との問題は、パワハラやセクハラの問題ではなく、信頼関係の問題です。解決する方法としては、経営者が変わるしかありません。経営者が変われば、社員も変わります。弊社も昔、社員が辞めてばかりの時がございました。私自身の姿勢を変えたことによって、状況が変わりました。そういう意味では、B様が経営者として変わることで、パワハラやセクハラを盾にするスタッフも変わっていきます。

具体的な変わる方法としては、論語の勉強がおススメです。人間性を高める、人格を高める、徳を高めること、私は論語を勉強して、自分を変えていきました。それ以外にもいろんな方法があると思います。

経営者が成長している姿を見せることで、スタッフももうちょっと頑張ろうと、少しずつ変わっていきます。ただ、説明を聞いてピンとこないということであれば、B様はもしかしたら経営者に向いていないかもしれません。

結局社員を育て、幸せになりやすい環境を整えるのが経営者です。そういう意味ではスタッフの皆様方が幸せにすることは難しいかもしれませんが、なるべく環境を整えてあげることが大変重要ではないかと思っております。

経営者というのは大変辛いです。儲かったら部下のおかげ、儲からないと経営者自身の責任、これが経営者業です。経営者をやっている以上は、その点と向き合い、スタッフの方々と向き合わなければいけません。そして、社員の皆様方の幸せを願い、そして成長を祈ることが経営者です。是非一度、自分を見直されてはいかがかなと思います。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング「パワハラ・セクハラ問題に対処する方法とは?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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