経営者の経営課題を解決!「フランチャイズ化のために必要な手段は?」|経営ノート

経営者の経営課題を解決!「フランチャイズ化のために必要な手段は?」|経営ノート

新谷哲の経営相談「経営者の経営課題を解決!」

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。(2017年8月配信)

 

相談内容:「直営店の業績が好調なので、フランチャイズ化・フランチャイズ展開がしたい」

ご相談者:B社様

業種:外食フランチャイズ本部

年商:5.5億円

直営店が絶好調で、この5年は毎年1店舗ずつオープンし、直営を5店舗まで増やしてきました。私が創業者です。年齢は41歳です。

相談というのは、このまま直営展開すべきか迷っています。

実は、うちの直営店の繁盛ぶりを見て、昨年、知り合いの経営者が「フランチャイズでうちにもやらせてくれ」と言ってきました。私としては、付き合いも長く、信用できる男だったので断る理由はありません。OKをしました。

ちなみに、彼の会社の本業はIT系で、飲食業の経験はありません(正確には学生時代にアルバイトで半年ほど居酒屋で働いていたことはあるそうです)。

今春にフランチャイズ1号店としてオープンしました。この3ヶ月、直営店に負けず劣らずの売上を上げており、それに気を良くした彼は「2号店目も考えようかな?」などと言っています。

ただ、フランチャイズ店舗といっても、準備段階からうちの店長経験者を1名張り付かせてオープンさせた形です。フランチャイズの形態になっているのか疑問でもあります。

自社のこの業態には自信があります。彼の成功を見て、異業種からの参入でもこれだけ繁盛店になるのであれば、フランチャイズ展開、フランチャイズ化もありだな…と思いはじめました。

でも問題点も自覚しています。加盟店1店舗1店舗に、うちの店長経験者を張り付けるわけにもいきません。また、直営店のスタッフの中には「数年後には店長になりたい!」と思っている奴らが何人も居ます。フランチャイズ展開・フランチャイズ化をするということは、彼らの夢を奪ってしまうのでは…という迷いもあります。

私としては、自社の業態を日本のみならず世界に広げたいと思っています。それを実現するためにどういう戦略・戦術を取ればよいのか、是非ご相談したいと思っています。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

社員達が独立という話がありましたが、暖簾分けという方法があります。

1つの方法として、まずはフランチャイズ化をし、その上で暖簾分けのフランチャイズと、他人、他社にやって頂けるフランチャイズと両方いけるようにすること。

もう1つはもちろん、直営でどんどん展開していくという方法です。

この方法で上場したという企業は何社もあります。

ただフランチャイズ展開を始めているのであれば、フランチャイズ化をしっかりやって、暖簾分けも含めることが、一番良いのではないかと思います

フランチャイズ化をするには、マニュアル化、ノウハウ化が必須ですね。

その時に必要なのが、チェーンストア理論。

このチェーンストア理論というのは車の生産方式のやり方をストアに持ち込むことで、単純化、専門化などをすることができ、結果としてフランチャイズ化ができてくる、こういうものでございます。

これが一番重要でございまして、私は常日頃から「フランチャイズ化のコンサルタントや代理店構築のコンサルタントで、チェーンストア理論を勉強していない人、知らない人はモグリである。その指導を受けるべきではない」と言っています。

ですので、まずはチェーンストア理論をまずは勉強しなければならないと思います。

またフランチャイズ化のコンサルティングをやっている方にお願いをして、自社でマニュアル化をしていくことも重要だと思います。

また社員の皆さんがマニュアル化に関わると、マニュアルが身につき、指導ができるようになります。指導ができると、ある意味フランチャイズ加盟店のオープンが楽になります。是非フランチャイズのパッケージ化をして、1,000店舗とか2,000店舗とかを目指していけばと思います。

私共もフランチャイズ展開・フランチャイズ化のコンサルティングもやっておりますので、ご相談頂ければと思います。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング「フランチャイズ化のために必要な手段は?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

新谷 哲 著「社長の孤独力」特別抜粋版 無料プレゼント

CTA-IMAGE 経営ノートをご覧くださっている皆様に、日本経済新聞出版社から2019年6月に発刊された「社長の孤独力」(WizBiz社長・新谷哲著)の特別抜粋版(29ページ)を無料プレゼントしています。お申込みフォームに必要事項をご記入ください。