東京進出と地方営業特化、売上拡大でどちらが選ぶべき方法か?

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。

相談内容:「売り上げ拡大の方法として、東京進出と地方営業特化、どちらを選ぶべきかお教え下さい」

  • ご相談者:C社様
  • 業種:ウェブマーケティング業
  • 資本金:4000万円
  • 年商:10億円
  • 従業員数:30名

弊社は中小企業を対象としたウェブマーケティング事業を経営しています。

最近順調に業績が伸び、首都圏からも問い合わせが入るようになりました。東京で打ち合わせをすることも増えているので、売上拡大のために東京にオフィスを構えたいと考えております。

しかし売上拡大のためにいきなり東京にオフィスを構えることは、人材面などのリスクが大きすぎると感じています。売上拡大のため、思い切って東京にオフィスを構えるほうが良いでしょうか?もしくは、地元に特化して営業をして売上拡大をするべきでしょうか?どちらの方法が、売上拡大に取るべき方法か、アドバイスを頂けると幸いです。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

首都圏のから問い合わせが入っているようですので、売上拡大のためには東京にオフィスを構える方法が良いでしょう。

リスクを軽減する方法として、「バーチャルオフィス」や「レンタルオフィス」がありますが、リスク軽減の方法を考えるよりも、「誰を東京の事務所に送り込むか」を考えることが重要です。

新しいエリアへの進出ですので、「エースになり得る人材」もしくは「経営者の右腕」を派遣するべきです。稼げる人材を派遣しなければ、事務所を立ち上げても収益を上げることができません。売上拡大のためには、この収益を上げることが一番重要です。この方法にもリスクはございますが、事務所を立ち上げ、5人、10人と配置するよりもリスクの低い方法です。まずはエース人材を派遣し、収益が出てきたら少しずつ人を増やすことが、売上拡大の良い方法です。

しかし、1点だけ注意することがございます。ウェブマーケティング事業は競争が激しいので、差別化ができれば思い切った方法で戦うことができます。差別化できるかを見極める方法については、サービス内容をお聞きしないことにはお答えすることができません。ご相談を頂ければ、売上拡大の具体的な方法についてお答えすることができますので、是非ご相談ください。

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「東京進出と地方営業特化、売上拡大でどちらが選ぶべき方法か?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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