初心者に優しい経営計画の作り方!書くべき項目と書き方を解説

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。

相談内容:「経営計画は必要ですか?」

  • ご相談者:Y.U様

新谷さんはじめまして。Y.Uと申します。最近、経営計画関連のセミナー案内がよく届き、改めて考えるようになったのでご相談をさせて頂きたいと思います。私も以前は、経営計画を作成していました。しかし全く計画通りに進まないため、現在は数値目標のみ設定しています。「経営計画は作った方がよい」と理解していますが、環境変化が激しいことや、現場に実行されることがなかった苦い経験から、計画の再構築になかなか踏み出せません。経営計画の必要性や、作成・運営するコツについて、新谷さんのご意見を伺えれば幸いです。何卒宜しくお願い致します。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

経営計画は、結果の要因分析をするために重要な役割を果たします。数値目標のみでは「なぜうまくいったのか?」「なぜうまくいかなかったのか?」を突き止めることはできません。現状を把握し今後に繋げていくためにも、きちんと作成することをおすすめいたします。

弊社では、まず私が3ヶ年の中期経営計画を作成します。それをもとに、部長たちが各部ごとの経営計画を作成し、毎月進捗状況を報告し合っています。しかし最近は、コロナ禍で見通しを立てることも難しく、計画通りにいかない事も多くあります。そのため私は、半期ごとに計画書へ修正を入れるようにしています。各部長はさらに細かく3ヶ月ごとに修正を入れています。

Y.U様も、「計画通りいかなくてもよいのだ」と考え、まずは経営計画を作成されてみてはいかがでしょうか?その際は現場でも実行されるよう、会社全体だけでなく各部でも計画書を作成していくことが重要です。そして、毎月の進捗状況の報告と修正をしながら要因分析を続けていくことで、現場が一丸となり目標達成へと向かっていくことができるようになります。ご希望がございましたら無料のオンライン経営相談に乗らせていただきますので、ぜひお声がけください。

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「経営計画策定のコツとは!」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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