経営者の経営課題を解決!「経営ビジョンを浸透させる方法として、従業員エンゲージメントの向上は有効か?」

経営者の経営課題を解決!「経営ビジョンを浸透させる方法として、従業員エンゲージメントの向上は有効か?」

新谷哲の経営相談「経営者の経営課題を解決!」

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。(2018年10月配信)

 

相談内容:「社員に経営ビジョンを浸透させる方法として、従業員エンゲージメントの向上は有効なのか、お教え下さい」

ご相談者:Y様

業種:人材派遣業

従業員数:46名

私は人材派遣業を経営するYと申します。

急速な発展を遂げる新興国や、流動的に変化する世界情勢の影響で、日本企業も早急なグローバル化が求められていると感じております。グローバル化を視野に入れた経営をするためには、事業拡大が必要だと考えました。そのため社員を増やすために人材採用を行う予定です。しかし、いくら優秀な人材を採用しても、辞めてしまっては意味がありません。

人材の流出を防ぐために経営ビジョンを、経営幹部を含めた全社員に浸透させることが必要だと考えます。また最近になって、経営ビジョンを浸透させる方法として、エンゲージメントの向上が注目を集めていると聞きました。

会社の経営ビジョンを従業員に浸透させるため、従業員エンゲージメントを向上させるためには、どういった方法が有効でしょうか?経営ビジョンを浸透させる方法として、従業員エンゲージメントの向上は有効なのでしょうか?また新谷社長は、経営ビジョン浸透のためにどのような方法を取られているでしょうか?

不躾な質問ではございますが、ご教示いただけますと幸いです。何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

従業員エンゲージメントは、会社と社員が一体となって取り組むための指標です。ご質問では、「経営ビジョン浸透を浸透させる方法として、従業員エンゲージメントを向上させるべきか?」といただきましたが、経営ビジョンを浸透させた結果、従業員エンゲージメントが向上するのではないでしょうか?

貴社の悩みを解決する方法としては、経営ビジョンを社員に浸透させることを最初に行わねばなりません。

経営ビジョンを社員に浸透させる方法として、弊社では、WizBizスピリッツという、他社では経営ビジョンにあたる冊子を作っています。だいたい40項ある冊子で、毎日行う朝礼で、1日1項目について社員が実体験を喋り、それに対し経営者である私、もしくは経営幹部がコメントをする方法で、経営ビジョンを社員に浸透させています。

また弊社では、経営幹部を含めた全社員を集めて行う会議として、月に2回の全体朝礼と、年に1回の中期経営計画策定合宿を行っています。月2回の全体朝礼では、経営者である私が直接、弊社の経営戦略と経営ビジョンを語り、年1回の中期経営計画策定合宿では、「弊社の使命は何か」を議題にし、全社員に考えさせる、全社員を前に発表をさせます。

 

弊社ではこのような方法で、社員たちに経営ビジョンを考えさせる場を与え、経営ビジョンを浸透させています。弊社にも、社員が辞め続ける時期がございました。しかし経営ビジョンを浸透させることで、弊社に合わない人材は辞めていき、弊社に必要な人材だけが残る、育つようになりました。

弊社では従業員エンゲージメントを取っていないので断言できませんが、社員の離職が続いていた時期と比べれば、従業員エンゲージメントは向上していると思います。つまり、社員に経営ビジョンを浸透させた結果として、従業員エンゲージメントが向上したということです。経営ビジョンの浸透は、貴社の悩みを解決するために根幹となる方法です。経営ビジョンが浸透すれば、従業員の離職が減り、従業員エンゲージメントも向上いたします。

本日お話しした以外にも、経営ビジョンを浸透させる方法はございます。詳しい相談に乗らせていただきたく思いますので、ぜひ、お声がけください。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング「経営ビジョンを浸透させる方法として、従業員エンゲージメントの向上は有効か?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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