経営者の経営課題を解決!「後継経営者がいない企業でも、事業承継を成功させる方法とは?」|経営ノート

経営者の経営課題を解決!「後継経営者がいない企業でも、事業承継を成功させる方法とは?」|経営ノート

新谷哲の経営相談「経営者の経営課題を解決!」

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。(2019年5月配信)

 

相談内容:「後継経営者がいない企業でも、事業承継を成功させる方法をお教え下さい」

ご相談者:A社様

業種:食品製造業

資本金:3000万円

年商:5億円

従業員数:37名

創業から50年以上経過した、食品製造業を経営しています。

会社は順調に毎年利益を出していますが、体調のことを考えるとそろそろ引退をしたいと思っています。ただ、一般企業に就職した息子は会社を継いで経営者になるつもりはなく、社内を見ても後継経営者になりそうな人材はいません。

事業承継でM&Aを勧められることがありますが、うちのような小さな会社でもM&Aをすることはできるのでしょうか?M&Aでは着手金などを取られるといいますが、M&Aを行う場合の費用はどの程度かかるのでしょうか?事業承継を成功させる方法について、教えていただければと思います。

 

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

まず「M&Aをすることができるか?」ですが、A社様は利益が出ているので、M&Aで売却をし、事業承継することはできるでしょう。

次にM&Aで事業承継した場合の費用に触れていきます。昔は、おっしゃるとおり、着手金を取られることは多かったですが、M&Aで着手金を取る企業は少なくなっています。M&Aによる事業承継でかかる費用は、「売却金額に対して〇%」という、成功報酬型で決まります。売却価格は、事業の経営で出た利益で変わってきます。例えば、1年間で1000万円、3年間で3000万円ぐらいの利益が出る経営をしている企業であれば、3000万円くらいで取引されます。売却価格の10%という契約ならば、300万円がM&Aの費用となります。しかしM&Aによる事業承継の費用は、M&A仲介会社によって変わります。売却価格の10%の会社もあれば、最低報酬が2000万円というM&A仲介業で上場した企業もあります。弊社の場合は、小さな案件も数多くやっておりますので、M&Aの最低報酬500万円からさせていただいております。事業承継の費用としていくらまで出せるのかを考えてから、仲介業者を探すことも1つの方法になります。

今は、M&Aの仲介業者は多くございます。M&Aによる事業承継を成功させる方法として、まずはM&A業者を比較されるのが良いでしょう。一度頼んだら、他のM&A仲介業者に相談できないわけではございません。多くのM&A仲介業者の話を聞いて、貴社にとって最も良い条件で事業承継できる方法をお探しいただければと思います。

弊社もM&A案件を取り扱っておりますので、ご相談いただければM&Aによる事業承継を成功させる方法をご一緒に考えさせていただきます。ぜひお声がけください。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング「後継経営者がいない企業でも、事業承継を成功させる方法とは?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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