社長の孤独力番外編!「問題のある社員を辞めさせたい」|経営ノート

社長の孤独力番外編!「問題のある社員を辞めさせたい」|経営ノート

「社長の孤独力」番外編

本コーナーでは、2019年6月に日本経済新聞出版社から出版された、新谷哲の著書「社長の孤独力」の内容を解説するとともに、本書では書ききれなかったポイントもご紹介します。経営者へのアンケートで集めた1000個の悩みをジャンル分類した本書から、毎回1テーマを取り上げます。なお、本コーナーは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「社長の孤独力 番外編」を編集して掲載しております。(2019年12月配信)

第19回「問題のある社員を辞めさせたい」

本日は、『社長の孤独力』2章10項「問題のある社員を辞めさせたい」を解説いたします。

よく使われる諺に「悪貨は良貨を駆逐する」がありますが、これは経済用語でもあります。これは「腐ったみかんが」というのと同じように、悪いものを排除しないと良いものも腐ってしまうという意味です。問題のある社員がいると、他の社員の士気が下がったり、悪影響を及ぼしますので、辞めさせた方がいいでしょう。

しかし一方で、問題のある社員はすぐに辞めさせられるかと言えば、そう簡単には辞めさせられないです。解雇をすることは、労働基準法上はなかなか難しいです。そう考えていくと、「良貨が悪貨を駆逐する」という逆転現象が起こる組織を作ることが重要でしょう。つまり、問題のある社員が居づらい状況を作ったり、良い社員が「一緒に頑張ろうよ」と声をかけ問題のある社員が変われる環境を作るということです。これは組織風土作りそのものになります。

良い組織風土を作る基本は、経営理念です。経営理念を作り、社員に浸透させることで良い社員を多く作ることができます。良い社員が多い環境であれば、問題のある社員は居心地が悪くなりますので、結果的に問題のある社員から会社を辞めていきます。また経営理念を浸透させるには、経営者様ご自身が率先して動かなければなりません。ぜひ、経営者様が先頭に立ち、組織風土を改善してください。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の社長の孤独力 番外編「問題のある社員を辞めさせたい」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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